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棟生工務店

『本と暮らす』
図書館のような一角のある住まい

糸島市二丈上深江K様

開放感のある天井に、まるでアートのような階段。ロフト風のフリースペースも加わったこの家は、まるで室内にある小さな公園。そんな空間を、長男くんと次男くんが楽しそうに走り回っています。「二人のためにも、思い切って決断して本当によかったと思っています。」とK夫妻。

 

 

家が完成するまで岡山で暮らしていたKさん一家。現地を訪れたのはわずか3回のみ。打ち合わせの多くはSNSを通じて行われた。奥様は福岡出身、ご主人も福岡での暮らしを経験しており、糸島にはよくドライブで訪れていたそう。「自然が身近にありながら利便性も高く、家を建てるなら糸島がいいと以前から考えていました。」

 

 

まずは岡山県の住宅展示場で実際の住まいを見ながら家づくりの流れを学び、施工会社探しは主にインターネットで。「“糸島” “自然素材”といったキーワードで検索していたところ、気になる家がいくつか出てきて。それが全部、棟生さんの施工例だったんです。すぐにホームページを見に行き、ブログも拝見したところ、飾らない文章が面白くて(笑)。」

 

 

そして帰省のタイミングで事務所を訪ねることに。「土地の紹介も可能とのことで、ご提案いただいたのがこの場所でした。立地や広さ、価格のすべてが希望に合っていたので、その場で“建てたいです!”と伝えたのですが、『焦らず一度よく考えてみてください』と。正直で誠意ある対応に心を打たれて、後日あらためてお願いしました。」

 

 

完成した間取りが届いた時には「すでにほとんど今の形になっていて、『こうだったらいいな』と思っていたことがすべて反映されていて、感動しました。」特に気に入っているのがキッチン。

 

 

「2階からの眺めも気に入っていますし、壁側に設けた真四角の窓から見える田んぼや空が本当に美しくて。特に夕暮れ時の景色は格別です。夫が時々コーヒーを片手に外を眺めていて、その穏やかな様子を見るのも私のお気に入りの時間です。」と奥様。

 

 

ご主人は、「昨年末にこの家へ引っ越して、半年が経ちました。冬は想像以上に暖かく、薪ストーブに加えて家全体の断熱性の高さを実感しました。次は初めての夏。どんな住み心地になるのか、今から楽しみにしています。」

 

 

この春、K家には長女Sちゃんも加わって、家族はさらに笑顔あふれる日々に。「室内の環境が良いおかげか、いつもよく眠ってくれて、夜泣きもほとんどありません。棟生さんは無垢の木や漆喰などの自然素材を標準仕様にしていて、その点も私たち夫婦にとって大きな魅力でした。」

 

 

家づくりもひと段落かと思いきや、庭にガレージのような、ちょっと秘密基地っぽい小屋を作れたらいいな、と考えているそう。元気に走り回っていた兄弟はふと見ると、仲良く並んで椅子に座り、リラックスモード。パパとママが建てたこの家を、誰よりも楽しんでいるようです。